企業内保育園とはどんなところ?

連絡が取りやすい

企業内保育園について理解しよう

最近は働き方のスタイルが人それぞれで異なっており、それに合わせて保育園の形式もさまざまな種類が登場しています。
そのひとつとして「企業内保育園」という施設があります。

一般的な保育園は、ひとつの独立した施設を構えて運営していることが多いです。
これに対して企業内保育園は企業のビル内や企業のビルの近くに建物があり、会社で働く人が子供の面倒を見てもらうための施設となっています。

最近は共働きの夫婦が増えており、「保育園に子供を預けたいけれど、夕方に迎えに行くことができない」のようなことがあります。
こうしたときにも企業内保育園であれば働く人が子供を預けやすく、最近需要が高まってきています。

これから保育士として働く場合、企業内保育園の求人を検討してみるのはおすすめです。
ただ、企業内保育園にはメリットとデメリットがあるため、両方を理解しておくことが大切です。
そこでここでは、企業内保育園について紹介します。
これから保育士になることを考えている場合、このページの情報を参考に検討してみてください。

企業内保育園で働くメリット

企業内保育園で働くメリットは、「保護者と連絡をとりやすい」ということです。
一般的な保育園の場合、子供を迎えに来るはずの保護者がなかなか現れず、保育士が困ってしまうことがあります。
企業内保育園の場合、子供の保護者は同じビル内で働いていたり、近くのビルで働いていることが多いです。
そのため子供に何かあればすぐに保護者へ連絡することができ、コミュニケーションをしっかりととることができます。

保育士は子供の面倒を見ることが仕事ですが、保護者と密に連絡を取り合うことも大切な仕事です。
子供と保護者の両方としっかり接することで、より良い保育を実現することができるのです。

これに対して企業内保育園のデメリットとして、「一般的な保育園とは、仕事内容が異なる」という点が挙げられます。
通常の保育園では春や秋に遠足があったり、秋に運動会があったりします。
また、この他にもさまざまなイベントが定期的に開催されます。

こうしたイベントは確かに労力がかかるものではあるものの、保育士にとってやりがいを感じるものでもあります。
しかし企業内保育園の場合、こうしたイベントはあまり行われないことが多いです。
そのため一般的な保育士の仕事を理想として企業内保育園で勤務を始めると、違和感を抱いてしまうことがあります。

企業内保育園について理解して、働くかどうかを検討しよう

このように企業内保育園にはメリットとデメリットの両方があり、それぞれをきちんと理解しておくことが大切です。
これを把握して仕事をするかどうかを検討すれば、企業内保育園はあなたにとって良い職場となるはずです。