チャイルドマインダー

資格

チャイルドマインダーの資格

チャイルドマインダーと呼ばれる資格があります。保育士の資格を取得するときにこのチャイルドマインダーの資格の取得を検討する人もいます。

このチャイルドマインダーの資格ですが、もともと日本で設立されたものではなく、伝統あるイギリスで設立された国家職業基準資格と呼ばれている資格です。今の日本ではこの資格に注目が集まっており、資格を取得する人が増えています。

チャイルドマインダーは、民間の認定資格となっており少人数の家庭での保育を目的とした資格として設立された背景があります。このため少人数の保育を行うため保育の人数制限が厳しく決められております。

この資格を有している人1人に対しては、0歳児では2人、1歳児では3人、2歳から4歳児までは4人と保育の人数が厳しく決められております。

チャイルドマインダーの歴史

日本でのチャイルドマインダーの資格は、1994年にNCMA JapanがイギリスにあるNCMAとの契約を交わして専門研修を始めることになりました。

翌年には養成学校を設立すると同時に検定試験の実施を開始したことにより日本でのチャイルドマインダーの資格が設立されました。その後、1999年に特定非営利活動法人として日本チャイルドマインダー協会が発足して今日に至っています。

この資格を取得するためには、チャイルドマインダー養成講座を受講し検定試験に合格しなければいけません。試験は筆記試験となっており合格率が70%から90%で高い合格率となっている試験です。

そのため、そこまで難易度が高いということではなく、確実に学習を行っていれば習得が可能な資格になります。チャイルドマインダー試験で合格できなかった人には追試が用意されていおり、それを受けることになります。

養成講座ですが、一例として英国チャイルドマインダー養成講座の通信講座では、通信コースで本科(有資格者となる保育士、幼稚園教諭、小学校教諭看護師の資格を持っていない人)と有資格者となる資格を保有している人と、受講費用について5,000円ほど違いがあります。

受講期間などは変化がないので資格を取得していると割引があると考えることができます。

チャイルドマインダーの資格を取得していると保育期間が継続的に保育することが可能となるので、保育士のように原則1日8時間と決められている保育期間よりも長く子供と接することができる資格だといえます。

保育士の資格を持っている人は是非取得したい資格の1つといえます。