就職にも有利な国家資格
国家資格は、国が認める一定基準の能力を超えた人たちに与える資格です。このため国家資格を有することで仕事を行うことができる職業が存在しております。
医師、弁護士や公認会計士などはすべて国家資格でその国家資格を所有している人は独立して事業を起こすことが可能となります。独立を行わなくてもその国家資格を有していることで、就職や転職に大変有利な状況になります。
就職先や転職先では国家資格が必須となっている企業もあるので、国家資格を取得することで希望する職業に就くことが可能となります。
保育士の資格は国家資格
保育士の資格は国家資格の1つです。
参考:保育士の資格
保育士は、各都道府県知事の登録を受け保育士証交付となって、初めて働くことができます。
この国家資格は容易に取得できる資格ではなく保育士の国家試験に合格(合格率はおよそ平均11%から14%)するか厚生労働大臣が指定する養成学校で一定の成績を収めて卒業する方法の2種類あります。試験の難易度を考えると養成学校で卒業する方が容易に取得できる様に見えます。
この保育士の資格を取得することで働くことができるのは、認可保育所、認可外保育施設(事業所内保育施設、病院内保育施設等)や児童館などの施設で働くことができます。
ただし、公立の認可保育所では正規職員として働くことができますが、非正規職員として働く場合もあります。
実務経験も必要
保育士の場合には保育士の国家資格を有しているだけでなく実際の実務経験も必要となってくる国家資格なので、ある程度の経験を積む必要があります。国家資格の中にはこのような実務経験が必要なものが複数存在しています。
国家資格は、更新のために講習等を受ける必要なる国家資格もありますが、ほとんどの国家資格が1度資格を取得すれば終身その国家資格を利用することができます。
民間の資格に比べると国家資格は合格するためには難易度が大変高いものばかりです。それだけ合格して国家資格を取得することが大きなメリットとして生かすことができます。
就職や転職に少しでも不安を抱えることがあるならば、国家資格を取得して履歴書にアピールポイントを増やす努力を行うことも就職(転職)するためには必要です。
新しく創設された国家資格は、最初のうちは比較的容易に合格できると言われているので、創設後短い期間の国家資格で気になるものがあるならば早めに受験することで合格できる確率がアップします。