保育園のホームページ
ネット上には、多くの保育園のホームページ(以下「HP」と略します)があがっています。
あなたのお住まいの住所で検索すると、近くにある保育園がヒットします。
家の近くにある保育園の方が、雨の日や天候のよくないときでも通いやすいですから、家の近くを中心に探しましょう。
保育園のHPには、設立年月日や場所などの基本情報、保育園の方針、施設の紹介、年間の行事予定などが掲載されています。
特に、年間の行事予定は、採用された場合はそのスケジュールに沿って子供達に教えることになりますから、必ず季節ごとに開催されるイベントをチェックしておくようにしてください。
保育園の方針については、「園長先生の挨拶」のページなどでわかりますが、独自のプログラムを提供している保育園があるので、そのプログラムに賛成できるのかについて、よく考えましょう。
採用されてからそのプログラムに疑問が出ると、園長先生の方針に従えないことになり、勤め続けることを悩む原因にもなりかねません。
動画やブログなどのある保育園であれば、普段の園児達の様子を知ることができます。
普段の先生と園児達の関わり方がよくわかるでしょう。
保育園の写真
保育園のHPを見たときに、写真の多いところは子供の素顔がわかりやすいです。
文章で保育園の様子が書かれているよりも、子供の遊んでいる場面を見た方が印象に残ります。
勤めている保育士さんと子供達の様子なども、写真を見ればよくわかります。
また、子供達が遊んでいる背景についても見るようにしてください。
そこが、これからあなたが勤める職場環境となります。
壁に貼ってある展示物、棚の上に置いてある子供達が作った小物、それらをこれからあなたが教えることになります。
HPを見るだけでなく、実際に見学に行ってみることですが、すべての保育園に見学に行くわけにはいきませんから、最初に写真を見て選別しましょう。
写真がほとんどない保育園は情報が不足していますから、候補からはずしてしまった方がよいでしょう。
HPが丁寧に作られていない保育園は告知の甘いところですから、外に向けて情報発信していないことになります。
保護者へのお知らせ
保育園のHPに、「保護者へのお知らせ」というページがある場合は、ここも目を通しておいてください。
保育士は子供との関係は大切ですが、それ以上に重要なのは子供の保護者との関係です。
この「保護者へのお知らせ」を読むと、保護者との関わり方がわかります。
また、「保護者からのメッセージ」が掲載されている場合には、保護者がその保育園をどう思っているのかがわかります。
以上のように、保育園のHPから読み取れる情報がたくさんありますから、面接前によく読んで保育園選びに役立ててください。